瀬永 能雅

幼少期に祖父から聞いた狼の話と野犬の群れに襲われた体験を下敷きにして10年近く狼をモチーフに制作しています。名古屋の東山動物園の母狼にママさん達の育児姿を重ねてみた事が最初のきっかけですが、夢の中では四つ脚で走っていることも多く、狼を通して次々と面白いことが見えてくるのでいまだ飽きずに追いかけています。

Profile

1965 津市に生まれる
1988 長崎軍艦島にハマり12年間廃墟に通い詰める
1991 院展初入選
1992 愛知県立芸術大学大学院修了
1997 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写(2015迄)
2000 初個展(以降18回)
2003 松阪市立三雲南幼児園の体育館ステージ壁画制作
2006 病気休職中こどもと東山動植物園に通ううちに狼が気になり始める
2018 FRANCE AUTUN市庁舎フレスコ画制作に参加(高橋久雄氏指導)
現在 名古屋芸術大学 美術領域教授