

アクリル絵具をビニール袋に入れて、ひたすら色の線を絞り描き続ける。
自然の中からイメージされた形に色と時間を重ね合わせる事で構成される画面は、具体的なモチーフは持たないが、水の様でもあり空気の様でもある。
色に影が加わる事によって色彩の持つ独特な力が増していく。
線の数が多くなるほど、大きさが大きくなるほど、その力に引っ張られていく。
その不思議な感覚を是非共有していただきたい。
Profile
1968 兵庫県宝塚市に生まれる
1991 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業
1992 元永紅子展(信濃橋画廊/大阪)
1999 第 17 回朝日現代クラフト展 優秀賞
2006 国際クラフト展 – 伊丹 – グットマテリアル賞
ジュエリーの今:変貌のオブジェ」展(東京国立近代美術館/東京)
2012 元永紅子展(髙島屋ギャラリー NEXT /大阪)
2016 元永紅子 Spinning〜colors〜(GALERIE PARIS /横浜)
2022 元永紅子展ー朱ト赤ト紅カラ生マレタ女ノ子ー ( 入交家住宅/三重 )
2024 元永紅子 個展「いろかげー浸色ー」(GALERIE PARIS /横浜)
元永紅子 ーうつりゆきー(堤側庵ギャラリー/三重)